薬価制度見直しでメッセージ出す
公開日時 2008/09/30 00:00
ジェネリックのシェア30%達成に向けて本格的に動き出した08年度。診療報酬改定によってインセンティブが付与されたが、市場が急速に熱を帯びてきたかといえば、必ずしもそうではない。いまだにくすぶる品質や安定供給への懸念、薬価差益の減少がもたらす医療機関経営への影響など、マイナス材料がブレーキをかけているのが現状だ。シリーズ第2回は、澤井弘行・日本ジェネリック製薬協会会長に、「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の進捗状況や薬価制度の問題点、業界再編成などについて意見を聞いた。欧米並み水準で医療費抑制に貢献武藤今年4月に「医薬工業協議会」から「日本ジェネリック製薬協会」(JGA)に名称変更しましたね。澤井医薬品業界内では「医薬協」で認知されていましたが、一般国民や医療関係者には分かりづら...