有効性比較データ、米国医療改革の新たな焦点として浮上 ほか
公開日時 2008/10/31 00:00
有効性比較データ、米国医療改革の新たな焦点として浮上――2法案(比較有効性研究、アカデミック・ディテーリング)が議会に上程米国医薬品メーカーのマーケティングにとって、新たな衝撃となる2法案が時期を同じくして登場した。一つは、ボーカス/コンラッド議員によって上院に上程された、競合品の有効性を比較するデータの取得を法制化するもの。もう一つは、本誌08年7月号で「法案準備中」として紹介した、政府が派遣する医療専門家がディテーリングを行うダービン/コール議員らのアカデミック・ディテーリング法案。上院ではダービン/コール議員、下院ではワックスマン/パローン議員らが提出した。これまで、メーカーのマーケティング活動に対しては、医師支払いサンシャイン法案(本誌07年12月号)やこのアカデミック・ディテーリン...