メディ・パル、アルフレッサ統合 メガ卸誕生し、再編最終章が開幕へ
公開日時 2008/10/31 00:00
●4兆円・医療用シェア45%超、拡大限界・独禁法抵触ギリギリ●なるか流通改革と自立性確立、2番手以下の再編シナリオに問題医薬品卸トップのメディセオ・パルタックHDと2番手のアルフレッサHDが来年4月の統合を決めた。売上高4兆円、医療用医薬品シェア45%超の巨大卸となる。00年4月にクラヤと三星堂の合併ではじまった卸の大再編劇は、わずか10年たらずで最終章の開幕となった。当初の仕掛け人も、当時のクラヤ社長で現メディ・パルHD社長の熊倉貞武氏である。新会社名はアルフレッサ・メディパルホールディングスで、社長は熊倉氏、副社長はアルフレッサHD社長の渡邉新氏だ。統合の契機・狙いと、新体制とその影響について論及する。全業種卸で規模・シェア突出コスト減で社会貢献を訴え統合を決めたメディ・パルHDとアルフ...