米メルク、抗肥満薬タラナバンの開発を中止 ほか
公開日時 2008/11/30 00:00
米メルク、抗肥満薬タラナバンの開発を中止米メルクは、抗肥満薬タラナバン(taranabant、MK-0364)のフェーズ3を中止した。より効果が高い高用量で安全性の懸念が生じたため。最も開発が進んでいた抗肥満薬であり、年内の承認申請を期待していた。糖尿病・肥満研究グループ部門長のジョン・アマトルーダ(JohnAmatruda)氏は、「フェーズ3のデータでは、効果と副作用が用量相関を示した。慎重に検討した結果、タラナバン全体のプロファイルが、抗肥満薬としての開発続行をサポートするものではないと決断した」と説明。タラナバンはカンナビノイド1受容体(CB1R)インバース拮抗薬で、サノフィ・アベンティスのファースト・イン・クラスのCB1拮抗薬リモナバン(rimonabant、製品名:アコンプリア/ジ...