米国の新薬(08年7月~9月FDA許可) ほか
公開日時 2008/11/30 00:00
静注降圧剤クレビプレックスのほか、血小板生成薬Nプレートなど米国はこの時期、サブプライムローンに端を発した金融危機が進行、未曾有の事態に向かった。FDAの新薬審査はこれとは無関係ではあるが、新薬許可は3品にとどまった。中でも注目されるのは、10年ぶりに許可された静注降圧剤クレビプレックス(クレビジピン、メディシンズ・カンパニー)であるが、これについては本誌10月号を参照されたい。このほかに初のハンチントン病治療薬キセナジン(テトラベナジン、プレストウィック)と免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)に対する初めての血小板生成薬Nプレート(ロミプロスチム、アムジェン)が共にオーファンドラッグ指定で許可されている。また、大型新薬になることが期待されていた抗リウマチ薬アクテムラ(トシリズマブ、ロシュ)が...