米国の新薬（08年10月〜12月FDA許可）オーファンドラッグ4品を含む11品が許可最近の医薬品開発は、大規模臨床など過大な開発費が必要でかつFDA審査リスクも高いブロックバスター薬の開発には見切りをつけて、これらの負担や上市後の過当競争を避けられる、適応を絞ったアンメット・メディカル・ニーズを充たす新薬に開発がシフトしてきている。08年最終四半期についても、オーファンドラッグ４品を含む、このような新薬が多く許可された。毎年、この時期は、かけ込み許可の様相を呈す12月を含むために他の四半期よりも許可数が多くなるが、08年は11品で前年の７品を大きく上回るラッシュとなった。なお、ラパフロについては本誌09年１月号、タペンタドールについては同２月号を参照されたい。●シンライズ、HAE発作予防でオ...