レオファーマ 申請中の乾癬外用剤 協和キリンと販売提携
公開日時 2013/12/24 03:50
レオ ファーマ日本法人は12月20日、乾癬治療薬として日本で承認申請中の配合外用剤カルシポトリオールとベタメタゾンジプロピオン酸エステルについて、協和発酵キリンと販売提携契約を締結したと発表した。承認取得後は、レオ ファーマが製品を供給し、協和発酵キリンが製品の流通や販売を行う。レオ ファーマもプロモーション資材作成や学術研究会などマーケティングに携わるが、自社MRによる販促については計画の段階であるという。
申請中の外用配合剤は活性型ビタミンD3とステロイドを配合したもの。2001年以降、米国を含む97カ国で発売されており、尋常性乾癬治療の第一選択薬として使用されている。日本で承認されれば同社にとって初の上市製品となる。今回の契約は、親会社であるLEO Pharma A/S(本社:デンマーク)を含む3社によるもので、協和発酵キリンはLEO Pharmaに契約一時金を支払い、今後、承認および売上に応じてマイルストンを支払う。
レオ ファーマは、皮膚科領域に特化したスペシャリティファーマ。これまで、国内市場では尋常性乾癬の軟膏剤ドボネックスや抗生物質軟膏剤フシジンレオの2製品をライセンスアウトしている。