アストラゼネカ 日本市場攻勢で卸と大規模販促連携
公開日時 2011/10/30 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児●卸機能を再評価、MSの処方獲得力に期待●フィービジネスにチャンスか、新薬創出加算で外資は新薬投入新薬創出加算を追い風に外資メーカーは日本市場に新薬投入を急ぐが、MRでは追いつかず、卸のMS力活用が重要との戦略が見えてくる。なかでもアストラゼネカは卸販促力に期待を表明し、プライマリー品・長期収載品を対象に、卸との大規模販促連携を展開する。卸はMS力をフィービジネスとして売り込むが、一方ではMSの減少がとまらない。卸の販促力には懐疑的なメーカーも多いが、外資向け新市場が拡大しそうだ。アストラゼネカの営業本部と、連携先の一例として東邦薬品の取材を行った。卸連宣言と独自分析で決断医薬分業70%時代の対応探る卸連は昨秋に「機能別コストの国際比較」を国際卸連...