“人の幸せ”と“よりよい社会”の実現に一貫した思い
もみじの家ハウスマネージャー 内多 勝康 さん
公開日時 2021/10/01 00:00
アナウンサーから転身し医療的ケア必要な子どもをサポート「これからがスタートだと思う」。医療型短期入所施設、国立成育医療研究センター・もみじの家の内多勝康ハウスマネージャーは力を込めた。「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(医療的ケア児支援法)が9月に施行されたことに対する思いだ。ハウスマネージャーへの就任から5年。地道な活動を通じて、医療的ケアが必要な子どもたちとその家族の支援を続けるが、前職では、NHKでアナウンサーをしていたという異色の経歴をもつ。思い切った転身は、「自分でも予想していなかったこと」と笑うが、そこには「人の幸せにつなげたい」「社会を良くしたい」という一貫した思いがあった。(岡山友美)〔プロフィール〕1963年東京生まれ。東京大学教育学部卒業後、NHKに入局...