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ハチ刺されによるアナフィラキシー 6割近くが知識不十分 ファイザー調査

公開日時 2013/07/23 05:01
学校が夏休みを迎える中、ハチ刺され事故も懸念されるところだが、ハチ刺されによるアレルギー症状で短時間で死に至ることもあるアナフィラキシーについて、6割近くがアナフィラキシーの知識が不十分で、正しい対処ができないおそれがあることが一般を対象にした意識調査で分かった。
 
調査は、アナフィラキシーの補助治療薬エピペン(アドレナリン自己注射薬)を扱うファイザーが、ハチ刺されの経験がある20歳以上の男女500人を対象に行ったもので、7月19日に発表された。
 
それによると、一度ハチ刺されによりアナフィラキシーを起こしたことのある人は、前回より症状が重症化するおそれがあるにもかかわらず、前回と同程度かそれより軽いと認識している人は44.0%、「わからない」が13.0%で、合わせると57.0%がアナフィラキシーに対する知識が不十分であった。
 
アナフィラキシーが疑われる危険な症状として「しびれ」「むくみ」じんましん」「腹痛」「下痢」を挙げたのはいずれも1~2割以下と、8割以上が兆候を捉えることができないおそれがあった。これら症状は15分程度で発症するが、56.0%がそれを知らず、さらに、危険な症状の発現から15分程度で心停止することがあることについては72.4%が知らなかった。
 

ハチが数匹向かってきた場合は、目を閉じて、顔を下向き加減にし、姿勢を低くじっとしたり、走らず速やかにその場を離れることが正しい対処法。また、刺された際の応急処置としては、毒を指で絞り出したり、傷口を水で洗い流したり、患部を冷やす。一般に言われるアンモニア水を塗るという行為は効果がないという。 

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