LAMA/LABAのCOPD薬 スピオルト躍進、シェア15%に
公開日時 2018/10/31 00:00
併用薬トップ10にPPIが2剤胃食道逆流症との関連か吸入ステロイド薬(ICS)、長時間作用性β2刺激薬(LABA)、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)や、そのうちの2剤を配合した吸入剤の上市は一段落したが、2018年はガイドラインの改訂が相次いだ。4月に日本呼吸器学会のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)ガイドライン、6月に日本アレルギー学会の喘息ガイドラインが改訂され、COPDではLAMAが第1選択とされ、喘息ではLAMAが治療ステップ2(軽症持続型相当)から使用できるようになった。そこで今回は、喘息/COPD配合吸入剤の最近の動きを、いつも通り、調剤レセプトから実際の処方動向を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI、読み:ジェイミリ)のデータをもとに検証する。まず、喘息やCOPDに使われる...