脂質異常症 クレストール後発品 スタチン市場でシェア2位
公開日時 2018/01/31 00:00
17年12月時点の後発品内シェア、AGが89%GEが11%国内患者数206万人とされる脂質異常症。その薬物治療はスタチン製剤の登場により大きな変革がもたらされたが、既に多くのスタチン製剤に後発品が参入している。そして、2017年は脂質異常症薬市場で売上トップのクレストール(一般名:ロスバスタチン)に後発品が登場し、市場は大きな転換点を迎えている。そこで今回は、脂質異常症治療薬の市場のいまを俯瞰してみる。いつもどおり、調剤薬局の調剤レセプトをもとに実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(通称JMIRI)のデータを用いて検証した。以下、「後発品」との表記はAG(オーソライズド・ジェネリック)およびGE(通常のジェネリック)のこととする。脂質異常症薬市場のクラス別のシェア(患者数ベース、...