ファイザー エピペン注射液の製造販売承認をマイランEPDに承継 18年1月22日に
公開日時 2017/12/26 03:50
ファイザーとマイランEPDはこのほど、蜂毒、食物、薬剤などに起因するアナフィラキシー反応に対して使用するアナフィラキシー補助治療薬エピペン注射液0.15mg、同0.3mgの製造販売承認をマイランEPDに承継することで合意したと発表した。承継予定日は18年1月22日。同日以降はマイランEPDが製造販売承認を保有し、販売及び情報提供・収集活動を行う。承継理由は明らかにしていない。
ファイザーは今年3月からエピペンの自主回収(クラスI)を行ってきたが、回収対象ロットの使用期限が10月末日で切れ、11月に改めて回収案内を行い、「回収作業はほぼ終わった」(ファイザー広報部)としている。ただ、回収対象製品の交換には応じるとし、1月22日まではファイザーが、同日以降はマイランEPDが対応する。
マイランは日本で、後発医薬品を扱うマイラン製薬と、先発品と一部後発品を扱うマイランEPDの2社で事業展開している。マイランEPD は消化器系、呼吸器系、感染症領域、ウイメンズヘルスを中心に事業している。