アストラゼネカ
公開日時 2001/04/16 23:00
4月17日、同社が3月14日に承認を取得した全身麻酔・鎮静用剤1%ディパブリン注 キット(一般名:プロポフィール)に関するプレスブリーフィングを開催し、尾崎眞・東京女子医科大学麻酔学教室教授が、その投与方法であるTCI(target controlled infusion:目標血中濃度調節投与)機能について講演した。同投与方法は、TCI機能を搭載したシリンジポンプに、患者の年齢・体重・目標血中濃度などを入力することで薬剤の注入速度を自動調整するもの。尾崎教授は、TCIのメリットとして、一定の濃度を確保するために必要な薬物量が少なくて済むことなどを紹介した。なお、同剤は6月上旬の上市を見込む。