リュープリン、アブラキサンが上位に
供給不安で診療に影響した製品
公開日時 2023/02/01 00:00
コロナ感染拡大の影響も供給不安に拍車ミクス編集部では供給不安により、診療に影響を及ぼした製品を尋ねた。調査の結果、コロナの感染拡大で需要が急増した製品に加え、抗がん剤のリュープリンやアブラキサンなど、製造での逸脱が発覚し、供給不安が長引く先発品が上位にあがった。後発品を中心とした供給不安が指摘されるところだが、他に選択肢のない先発品の供給不安が医療現場に深刻な影響を及ぼしていることも浮き彫りとなった。(望月英梨)供給不安により、診療に影響を及ぼした製品としては、「カロナール、アセトアミノフェン」がトップで192人の医師があげた。このほか、トランサミン(64人)、メジコン(37人)、葛根湯(34人)、ロキソニン(26人)など、新型コロナの感染拡大で需要が急増し、限定出荷となった製品が多くあがっ...