医師の4割が後発品処方継続意向 2割が処方に抵抗感
医薬品の供給不安に対する医師のインサイト
公開日時 2023/02/01 00:00
信頼回復握る情報提供のあり方「製薬企業の社会的責任を自覚すべき」の声も供給不安が続くなかで、ミクス編集部が医師850人を対象に後発品処方の意向を尋ねたところ、4割の医師がこれまで通りの処方を継続する意向であることがわかった。一方で、後発品の使用に抵抗感を覚えていると回答した医師も2割にのぼった。開業医を中心に、「後発品企業を信頼できなくなった」との指摘も2割あった。開業医を中心に、製薬企業、医薬品卸からの情報提供のあり方や、安定供給をめぐる企業としての社会的責任を自覚する必要性などを指摘する声も寄せられた。不祥事を発端とした供給不安が起きて2年余りが経過したが、業界をあげた信頼回復に向けた取り組みが引き続き重要になりそうだ。(望月英梨)供給不安が続くなかで、後発品の処方意向に変化があったか尋...