オムニチャネル型情報提供でＭＲ活動を定量評価長引くコロナ禍の中で製薬各社はＭＲによる医師への面談と、Web講演会や動画コンテンツなどのデジタル・チャネルを組み合わせた「ハイブリッド型」の情報活動に注力している。ＭＲ自身もアポイントメールやオンライン面談などデジタルツールを駆使した情報提供活動に注力しており、コロナ禍の活動として一定の成果をあげてきた。ただ一方でチャネルが多様化すればするほど、医師の処方動機についての検証は複雑になる。こうした中で、デジタルＭＲ活動を最適化する一つの方策として、コンテンツを視聴した医師からの「リアクション率」をＭＲの活動評価に取り入れる企業が増えている。本誌が行った調査では、有効回答14社中５社で、リアクション率をＭＲの評価指標に取り入れていることが分かった。（...