株）オフィス・ミヤジン代表取締役髙野病院（東京都大田区） 内科部長宮本研今月のポイント▼その人生において運命的だと確信したエピソードを、ビジネス現場でも語る意義をあらためて考えたい。▼公私における劇的な体験は、それまでの価値観を根本から揺さぶり、以後の選択に大きな影響を与え続ける。▼ＭＲ活動以外の会話が成り立ちにくい現況では、自らの運命の１日について、顧客に語ることのできる環境が必要だ。現実とは思えないが私はいわゆる“社長”になった。本当に突然の出来事がきっかけで、外来診療中に家族からのLINEを途中で見た際は、ただ驚愕するしかなかった。「ああ、運命の１日か・・・」と、私は呟いた。人生でも、それほど多い回数ではないはずの未来の方向性を決定づける１日が、またも...