患者中心の医療実現への第一歩
2022年度診療報酬改定
公開日時 2022/04/01 00:00
リフィル処方箋、オンライン診療が医療アクセスを変革させる「リフィル処方箋導入の方針が明確に示されたということは今後、患者の医療へのかかわり方を変える大きな一歩だと捉えている」――。中医協支払側委員を務めた幸野庄司氏(健康保険組合連合会理事)は、リフィル処方箋導入のインパクトをこう語った。22年度診療報酬改定では、オンライン診療・服薬指導が初診から解禁されるほかリフィル処方箋が導入される。23年1月には電子処方箋が導入される見通しで、患者にとって利便性が高まり、医療との距離がぐっと縮まると想定される。その先には、真の意味での患者中心の医療の実現が視野に入る。(望月英梨)衆院選の大勝そのままにプラス改定で決着22年度予算編成過程で診療報酬の改定率はプラス0.43%、医科・歯科・調剤に回る実質的な...