”モデルフォーミュラリ”をパブリック・ドメインとして地域で活用
日本フォーミュラリ学会発足
公開日時 2021/07/01 00:00
フォーミュラリに関する研究と教育を推進する学術団体「一般社団法人日本フォーミュラリ学会」が6月、発足した。フォーミュラリが2022年度診療報酬改定の焦点となることも想定されるなかで、学会では、フォーミュラリの研究や実践、人材育成などの振興を図り、地域での標準的な薬物治療の推進をサポートしたい考え。理事長に就任した今井博久氏(東京大大学院医学系研究科特任教授)は本誌インタビューに応じ、「地域医療において、最良で最新の薬物治療の実施のために会員相互で有益な情報と知識を供給し、研究と実践の振興を図ることで、すべての国民の医療の質、健康の向上に寄与したい」と意欲をみせた。(望月英梨)2022年度診療報酬改定の焦点の一つとしてフォーミュラリが再び注目を集めている。「経済財政運営と改革の基本方針2021...