2025年までに「6製品+20以上の適応拡大」
武田薬品 堀井貴史・日本オンコロジー事業部長
公開日時 2021/04/01 00:00
成長率「10%中盤」の確保に挑戦武田薬品グローバルオンコロジービジネスユニット(GOBU)の堀井貴史・日本オンコロジー事業部長は3月3日、本誌とのインタビューに応じ、2025年度までに「6製品+20以上の適応追加」で成長率「10%中盤」を確保する方針を明言した。国内オンコロジー市場全体の成長率は約5%だという。これに対し武田薬品は市場の平均成長率の「2倍~3倍」というミッションに挑戦する。これを支えるのが、チロシンキナーゼ阻害剤アルンブリグ、経口PARP阻害薬ゼジューラ、キナーゼ阻害剤カボメティクスなど同社の新薬群だ。これら製品の情報提供を担うMRも、これまでのエリア型から、血液がんと肺がんを主体とするチームと、固形腫瘍主体の2チームに再編。AIを導入したCRMシステムなどを活用したオムニチ...