製造販売業責務でGQPの検討に着手
再発防止に向けて業界の自助努力を
公開日時 2021/04/01 00:00
Interview厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課田中徹課長「再発防止に向けて業界の自助努力が必要だ」――。ジェネリックメーカーが相次いで業務停止命令を受けたことについて、厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課の田中徹課長はこう強調する。一方で、行政による監視指導の徹底や行政当局の連携強化を図る必要性を強調。無通告立入検査について、都道府県を交えて新たにガイドラインを今夏にも策定し、全国的に査察の底上げを図る考えを示した。また、ジェネリックメーカーに対して委受託関係のある製造販売業者の責務についても言及し、「製造販売業として、GQPの在り方についても見直さなければならないのではないかという問題意識を持っている」と述べた。(望月英梨)抗菌薬・イトラコナゾールに睡眠薬が混入...