ポストコロナ時代のデジタル活用最前線
大日本住友製薬のiMR、vMRが本格始動
公開日時 2020/07/31 00:00
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、製薬各社のMRは在宅勤務や外勤自粛を経験した。5月末に政府の緊急事態宣言が全面解除され、徐々にMR活動も正常化に動き出した。しかし、7月に入ると東京を中心に感染者が再び増加に転じ、一部の病院は引き続きMRの訪問自粛を堅持するなど、コロナ前のMR活動に100%戻ることはない。製薬各社もこうした環境下に対応するため、Web会議システムを活用したリモート面談の可能性を探る動きを強めてきた。医師や医療者との新たなタッチポイントを探り、新たなデジタルツールの開発や活用に熱が帯びてきた。本特集では、脚光を浴びるリモート面談などポストコロナ時代のデジタル活用最前線を取材した。(沼田佳之)リモート専任MRによるオンライン会議システムを用い「iMR」大日本住友製薬は、次期...