日本たばこ産業 新型コロナ感染症対策で「在宅勤務」を基本 国内外出張の原則中止
公開日時 2020/02/28 04:50
日本たばこ産業は2月27日、新型コロナウイルスの感染症への対応として、やむを得ない場合を除き「在宅勤務」を基本とする方針を決めた。このほか国内外出張の原則中止または延期、不要不急の外出、不急の研修・会議の開催・参加の自粛を徹底した。
同社は、厚労省の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を踏まえ、社内外への感染被害抑止と従業員の安全確保の観点から対応策を実施した。具体的には、業務内外に関わらず「手洗・消毒、マスク着用、うがい、咳エチケット」を徹底するほか、出社する場合であっても、出社前の従業員及び家族の検温・記録、症状の有無確認を徹底するよう指示した。
◎従業員および家族に感染疑いある場合は会社に報告義務付け
また、感染・濃厚接触(感染者と半径2m以内で30分以上過ごすこと)の有無に関わらず、発熱等の風邪の症状がある場合は、出社禁止とする。さらに感染・濃厚接触の疑いがある場合は、国・各都道府県・医療機関等の指示に従って対応を実施するとした。これに関連し、従業員および家族に感染・濃厚接触の疑いがある場合等について、会社に報告することを義務づけている。