いま問われる医薬品の適正使用
一般国民への啓発がカギ
公開日時 2019/05/31 00:00
くすりの適正使用協議会・ミクス編集部共同企画Special対談医薬品の適正使用に向け、一般国民への啓発の重要性が増している。インターネットが台頭し、医薬品の情報はいまや氾濫する一方で、一般市民の医薬品へのリテラシーは高いとは言えない現状にある。ノボノルディスクファーマ日本法人のオーレ・ムルスコウ・ベック代表取締役社長は、電子カルテなどデータを基盤とした環境整備と、患者サポートの必要性を口にする。特に、「医師を通じて患者サポートプログラムを提供することができる」として、患者の服薬アドヒアランス向上への貢献を重視する。医薬品の適正使用に向けて、いま何をすべきか。ベック社長と、くすりの適正使用協議会(RAD-AR)の俵木登美子理事長に対談いただいた。(進行・編集望月英梨)(左)俵木登美子氏くすりの...