OncologyＭＲTrainingProject主宰高橋洋明今月のポイント①行動経済学では、「人間の認識にはバイアス（偏り）が生じることがある」と指摘している。②医師のバイアスが、MRや薬剤の評価を歪めてしまうこともある。③このバイアスをあらかじめ意識することで、結果を出せるコミュニケーションやMR活動にもつながる。ＭＲと後輩ＭＲが、行動経済学について学んでいます。今回は、人間のバイアスや錯覚を活用できないか、話し合っています。ＭＲ前回、君と一緒に「バイアスが多くの人を間違わせる」ということを見てきたね。後輩ＭＲはい、そして僕たちＭＲも、「結果を出しているＭＲをバイアスのフィルター越しに見てしまうと結果が出た理由を見落とすこと」、「結果を出しているＭＲの活動を安易に横展開すると失敗する」と...