骨太方針2017を閣議決定
公開日時 2017/06/30 00:00
一部修文も「長期収載品の薬価さらなる引き下げ」は明記政府は6月9日午後の臨時閣議で、経済財政運営と改革の基本方針2017(骨太方針2017・資料43頁)を決定した。社会保障分野では、長期収載品の価格について新たな自己負担を含めて今年中に結論を得るとの方針が素案に盛り込まれたが、与党・自民党や製薬業界の反発が強いことに配慮し、この記述を削除した。一方で、「長期収載品の薬価をより引き下げる」との記述は残った。費用対効果評価を導入し、革新的新薬を評価する新たな薬価制度を構築することで、長期収載品依存モデルから脱却し、革新的新薬創出をうながす。(望月英梨)自民党、製薬業界の反発を受け、新たな患者負担を求める長期収載品の価格見直しの記載は削除6月2日に公表された骨太方針の素案では、長期収載品について後...