参考情報は、効能・効果との関連が十分には明らかにされていない作用又は副次的にもたらされる作用や効能・効果との関連が十分には明らかにされていない薬理作用を指す。日本製薬工業協会の「医療用医薬品製品情報概要等に関する作成要領」では「明確に区別して記載し、効能・効果を誤解させるような表現をしないこと」とし、スライドには「『参考情報』である旨を明記すること」と定めている。

 

そこで今回追加した機能では、MR活動でスライドを使う際、「参考情報」スライドを赤いラインで明示的にわかるように表示し、MRが無意識に他の情報と区別せずに説明してしまうことを防ぐ。

 

また、社内用の研修資料など、プロモーションコード上利用できないコンテンツを不用意に開示してしまわないよう、それら特定のコンテンツに対するパスワードロックをする機能も設けた。閲覧した場合、ログが記録される。

 

そのほか今回、オフラインの学習機能の提供も始めた。回線がつながらない先でもいつでもどこでも学習できるオフラインでの学習体制強化のために、練習用コンテンツ作成、テスト用コンテンツ作成、回答結果確認グラフなど、オフラインで学習を促進するための機能をまとめて提供する。