処方増意向は８割アドヒアランス不良など第二選択の位置付け濃厚2009年のジャヌビア、グラクティブの上市を皮切りに登場したDPP-4阻害薬はいま、金額ベース、数量ベースともに糖尿病治療薬でトップシェアとなった。このDPP-4阻害薬で服薬アドヒアランス向上を目的とした初の週１回製剤として15年５月にザファテックが上市された。最終投与７日後のDPP-4活性阻害率の平均値は同剤100mg投与で77.4％との臨床試験データがある。今回は発売から約２年のザファテックが臨床現場でどのような評価を受けているかを検証する。検証材料として医療情報サイトを運営するケアネットに登録し、ザファテックの処方経験を有する医師へアンケートを実施した。今後ザファテックの処方を増やすかについては、「そう思う」が21％、「まあそ...