医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは２月10日、医師向けメディア事業で朝日新聞社と業務提携契約を締結したと発表した。MedPeer内に医師向けの総合医療ニュースメディア「MedPeer朝日ニュース」を開設し、朝日新聞グループが提供するコンテンツをMedPeerの医師会員向けに編集して配信する。

「MedPeer朝日ニュース」は２月15日から提供を開始する。コンテンツは医療関係記事と一般ニュースからスタートする。その後、朝日新聞の医療・健康・介護系専門サイト「apital（アピタル）」の配信記事や、16年11月に休刊になった朝日新聞出版の「メディカル朝日」に掲載された記事などに拡大する予定という。

メドピアは、「医師が支持する国内ナンバー１の医療ニュースメディアへと成長させることを目指す」としている。

■医師向け広告でも協業

今回の提携では、「MedPeer朝日ニュース」を活用した医師向け広告サービスでも協業する。「独自の医療ニュースメディアとして情報量と質を高めていくことで、ユーザー（医師）のアクセスを増やし、企業に対して新しいプロモーションプランを提案していく」としている。