ゼロから学ぶ“費用対効果評価”
公開日時 2016/12/26 00:00
クレコンメディカルアセスメント株式会社取締役最高業務責任者(COO)小林慎C型肝炎治療薬・ハーボニー配合錠やソバルディ錠、抗がん剤・オプジーボなど、革新的であるものの、高薬価の薬剤が増加してきている。こうした中で、医薬品の価値の視点から、注目を集めているのが、2016年4月から試行的に導入された費用対効果評価だ。弊誌で薬剤経済学の真髄を連載いただいた、クレコンメディカルアセスメント株式会社取締役最高業務責任者(COO)の小林慎氏にお答えいただいた。Q1.費用対効果評価の試行的導入って何?2016年4月から、いよいよ日本でも費用対効果評価が始まりました。実は今や海外では費用対効果は「評価されて当たり前」という時代になっていて、薬価や保険収載の評価に費用対効果が考慮されない国を探すほうが難しい状...