インタラクティブソリューションズ 営業支援ツールでプレゼンロールプレイ自己学習 MRの対話力強化
公開日時 2016/12/19 03:50
インタラクティブソリューションズ(代表取締役・関根潔氏)は、営業活動支援ツール「Interactive-Pro」の拡張機能として、プレゼンテ―ションのロールプレイを自己学習できる機能を開発し、2017年1月から販売を始める。MR教育研修でロールプレイを取り入れている企業は多いが、集合研修やOJTで十分な時間をとるのが難しい状況にあるという。そこで新機能により、MRが手持ちのタブレット端末で、オフラインでも自己学習ができるようにする。空き時間やプレゼン本番前の学習を可能にすることで、ロールプレイ研修の効率化とともに、MRと医師ら医療従事者との対話力の強化を期待する。
今回開発したロールプレイ機能では、まず、企業のプロダクトマネジャーらが、製品等の説明資料に基づき複数のストーリーを作成。その作成を容易にできるようにした。MRは、そのストーリーに沿ってプレゼンのロールプレイを行い、その様子を自ら録画。その結果を自ら確認するだけでなく、上司や先輩とも共有し、助言を受けられる機能も搭載した。医師から出そうな質問をストーリーにはさみこむこともでき、適切に回答をする能力の改善につなげる。ストーリー内容の確認テストも行える。
関根代表取締役は、「MR活動の高度化が求められ、顧客からいかに会話を引き出し、いかにディスカッションするかが問われている。そのためには学習効果の高いロールプレイを効率的、効果的に行うことが必要」と話している。
この機能を使用するには月額利用料が必要で、企業の利用対象人数やコンテンツのボリュームを踏まえて設定する(Interactive-Pro未導入の場合は初期費用が必要)。