GEの政策誘導効果 14年4月の調剤体制加算で大きく伸長
公開日時 2015/08/31 00:00
ニューロタンGE比率13年38%、14年56%、15年62%少子高齢社会の進展に伴う国民医療費の伸びを抑制するため、近年、様々な後発品(GE)使用促進策が打ち出されている。政策的な動きが始まったのは2002年4月以降。数量ベースの数値目標が設定され、診療報酬・調剤報酬改定ごとに新たな政策誘導がなされている。13年4月には厚労省が「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を策定し、GE置き換え可能な市場でのGE比率を18年度までに60%以上という目標を設定したが、政府は今年6月に決定した「骨太方針2015」で、新たに18~20年度末までの間のなるべく早い時期にGE比率を80%以上にするとの目標をうたった。そこで今回は、これまでのGE促進策が市場にもたらした変化について、市場規模の大き...