SGLT2阻害薬 スーグラはMR、講演会で存在感 フォシーガはマルチチャネルで
公開日時 2015/06/30 00:00
当初はDPP-4阻害薬に次ぐ大型化が期待された経口血糖降下薬のSGLT2阻害薬だが、有害事象による死亡例報告や推奨患者が限られるなどの理由から、今のところ大きな市場プレゼンスを占めるには至っていない。そのSGLT2阻害薬の多くがこの時期、長期処方の解禁を迎えることから同市場の動向を追った。直近15年5月の全チャネル合計の処方影響力は、トップからフォシーガ、スーグラ、デベルザ、アプルウェイ、ルセフィ、ジャディアンス、カナグル――の順である。生活習慣病領域ではファースト・イン・クラスの薬剤が最も有利な立場となるが、処方影響力という点では使用実績の豊富さを売りにするフォシーガが一歩リードしている。各チャネル別に影響力を見ても、バランスよくプロモーションされている感があり、マルチチャネル化が最も進ん...