【Monthlyミクス連載タイトル】新薬の立ちイチデータ操作問題やプロモーションコード違反で現在、やや負のイメージがつきまとっているARB市場だが、それでもいまだ患者数が増加傾向の高血圧症治療ではキーポジションを握っている。その中でブロプレス後継品として2012年５月に登場したアジルバは、この逆風環境下でもシェアを伸ばしている。そこで今回は、アジルバの処方経験のある医師に対する調査結果から現在の臨床評価を検証した。アジルバを取り上げるのは13年６月号以来２度目となる。調査はケアネットの協力を得て14年10月30日～11月６日に実施した。同薬について、これまでに患者１人以上に処方した経験のある循環器内科、一般内科の医師に、１か月の処方患者数や、▽今後、処方を増やすかどうか▽診ている患者の多くで...