マリファナ規制緩和
公開日時 2014/12/03 03:50
米国では、従来、麻薬取締法によって使用が法的に禁じられてきたマリファナに対する規制緩和が広がっている。
規制緩和は、痛み止め等の医療用殻はじまり、医師の処方せんがあれば薬局で購入でき,少量の所持が認められることになった州が、ワシントンDCを含めた21州ある。そのうち、イリノイ州はテスト施行期間中だ。
もっとも規制緩和がすすんでいるのはコロラド州とワシントン州で、医薬用だけでなく、娯楽用として(Recreational Useという),処方箋なしで一般への販売を認めている。今年7月に販売解禁となったワシントン州では、初日、販売ライセンスを得た24店舗の店頭には早朝から長蛇の列ができ、中には他州からわざわざ買いに来た客も少なからずいたと報道されている。
もちろん販売が禁じられている州では、州内でのマリファナの販売、使用、所持のいずれも違法である。だが、他州で購入し、使用擦ることまでは規制できない。コロラド州とワシントン州で、販売ライセンスが必要ではあるが、一般店舗で販売されている。遺書の処方箋がある医療用に限定して使用を認めている州がもっとも多い。完全に規制している州の方がはるかに少数派である。