ウォルグリーン・ブーツ連合追う米マッケソン・セレシオ連合は仕切直し 医薬品流通のグローバル化移行の潮流変わらず、日本市場も波及必至
公開日時 2014/02/28 00:00
背景は後発薬伸長・財政破綻で欧米市場シュリンク、狙いは後発薬購買力強化とAAA進出サプライチェーンロジスティクス研究会(代表)保高英児・(海外GL)山本吉秀●医薬品流通の米欧大連合、二つの流れ12年から13年にかけて誕生したかに見えた医薬品流通の米欧大連合の二つの流れだが、両者は明暗をわけたかに見えた。先行したウォルグリーン連合は初年度には計画を上回る統合効果を出したとする。一方、それを追い、昨秋にセレシオの株50.1%譲受で統合成立と報道されたマッケソン米欧連合だが、今年1月に入り統合不成立のアナウンスが13日には流された。契約条項にあった、マッケソンのセレシオ株75%保有条件が、期限内に満たされなかったという。しかし、23日には75%超の株保有が可能となり、10日以内に買い取り完了の予定...