【脂質異常症】 抗体医薬の開発活発化 LDLコレステロール高値は推定800万人
公開日時 2014/02/12 12:00
脂質異常症の治療・管理の実態を踏まえ、新薬ニーズを探った。スタチン登場から25年。これを中心とした薬物治療が浸透しているが、介入が必要なLDLコレステロール高値例の推定人数は800万人に上る。コントロール不良な症例への治療選択肢が求められる中、抗体医薬の開発が熱を帯びてきている。(提示している資料は下からダウンロードいただけます)◎スタチン主体とした治療が浸透脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪など脂肪分の増え過ぎ、または減り過ぎの状態を指す。放置していると心筋梗塞や脳卒中の動脈硬化性疾患を発症するリスクが高くなるため、脂質レベルを適正化する必要がある。近年は、動脈硬化性疾患発症に影響するLDLコレステロールの管理が重視されており、個々の状態に応じてLDLコレステロールの目標値を設...