メタボ対策は赤ちゃんから
公開日時 2011/03/14 04:00
“まるまる太った”とか”ぽちゃぽちゃして可愛い”というのは、洋の東西を問わず、赤ちゃんへの伝統的なほめ言葉だった。赤ちゃんが丸顔なのは当たり前。手首がくびれているのもよくあること。これら赤ちゃんらしい特徴は数カ月もすれば消滅してしまうもの。だからこそ赤ちゃんならではの可愛らしさと考えられてきた。そんな赤ちゃんを見て「太りすぎじゃないの?」なんて気にする人はいなかった。(ジャーナリスト・西村由美子)ところが最近のアメリカの赤ちゃんは「『しかるべき時期』がきてもスリムにならない」と問題になっている。時期の目安は『這い這い』の始まる8カ月ころ、遅くとも歩き始める1歳半前後だが、このころになっても”ぽっちゃり”したままの赤ちゃんが確実に増えていて、アメリカ人の肥満は生まれた時から始まっている…と(今...