Evidence構築のためのプランニング2
公開日時 2010/09/29 00:00
メビックス代表取締役社長吉田裕彦前回に引き続き,Evidence構築を成功させるために必要なプランニング手法について,解説してみることにする。もう一度,「Evidence構築を成功に導く公式」を見てもらいたい。前号では①のEvidenceが出た際のインパクトをどの様に精度を高めて算出するかを紹介したが,これを用いて自社のある製剤について,複数のアイデアを列記した例を表に示す。この例では,Evidence構築に成功した場合の売上インパクトは,上から500億円,250億円,50億円となっている。「CaseA」がよさそうに見えるが,公式の③の「期待値」を得るには②の「成功確率」を加味する必要がある。Evidence構築の成功確率の考え方:ありがちなパターンとあるべき姿Evidence構築の成功確率...