Evidence構築のためのプランニング
公開日時 2010/08/30 00:00
メビックス代表取締役社長吉田裕彦前回、ライフサイクル終盤の薬剤が効果的なEvidenceにより、売上がV字回復した実例を紹介した。この売上増加は他剤からの切り替えと考えるのが妥当と思われる。逆の見方をすれば、効果的なEvidenceを自社製品で出すことができなければ、競合品に処方を大きく奪われる可能性があるということである。こうなってから、自社のマーケティング部門等が対応策を検討しても、もはや手遅れと思われる。Evidence構築を成功させるためには、確立された正しいプロセスに従って、プランニングを行い、プロジェクトを進めていく必要がある。今回は具体的なプランニング手法について、解説してみることとする。欧米にまだまだ遅れを取っている国内のEvidence構築まず、Evidence構築における...