メルクセローノ株式会社 マーク・スミス代表取締役社長
公開日時 2010/06/29 00:00
オンコロジー領域のMRは少数精鋭で転移性結腸・直腸がん治療薬アービタックス(一般名:セツキシマブ)の市場浸透で急成長を遂げるメルクセローノ。2010年6月1日に同社日本法人の代表取締役社長に就任したマーク・スミス氏に、意気込みと同社の今後の展望についてお話を伺った。―社長就任に当たり、まず最初に手掛ける戦略についてお聞かせください。スミス氏:我々メルクセローノは、規模は小さいですが、逆に会社の隅々まで目が届きますし、フットワークも軽いですから、組織体制を構築しやすいと考えています。ビジネス戦略は、①オンコロジー領域での成功②オンコロジー領域以外での新薬開発の継続③不妊治療、内分泌領域での成功④日本国内の製薬企業との連携、ライセンシングなどのパートナーシップ――を柱とすることはこれまでと変わり...