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厚労省・安全性情報 アリセプトで横紋筋融解症の副作用死

公開日時 2005/06/23 23:00

厚生労働省は6月23日、「医薬品・医療機器等安全性情報No.214」で、アル
ツハイマー型痴呆治療剤「塩酸ドネペジル」(エーザイの「アリセプト」)と
の関連が否定できない横紋筋融解症の副作用症例が8例報告され、うち70代の
男性が死亡したと公表した。

その他、副作用の報告があったのは、プロスタグランジンE1製剤「アルプロス
タジル」(先発品は大正製薬の「パルクス」、三菱ウェルファーマの「リプル」
)、同「アルプロスタジルアルファデクス(20μg注射剤)」(先発品は小野
薬品工業の「プロスタンディン」)で、心筋梗塞が8例。LH-RH(黄体形成ホ
ルモン放出ホルモン)誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「酢酸リュープロ
レリン」(武田薬品工業の「リュープリン」)で、下垂体卒中が2例、抗ウイ
ルス化学療法剤「ロピナビル・リトナビル」(アボットジャパンの「カレトラ」
)で、徐脈性不整脈が9例。いずれもすでに使用上の注意を改訂した。

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