「精鋭化することが重要」
武田薬品工業 山中 康彦 取締役医薬営業本部長
公開日時 2007/07/31 00:00
営業本部長が語るメーカーの戦略~連結売上高16期連続、営業利益15期連続で過去最高を更新中で、国内不動のトップの武田薬品。山中康彦取締役医薬営業本部長は「現有主力品であるブロプレス、アクトス、ベイスン、タケプロン、リュープリンは各薬効領域で国内売上ナンバー1を維持。ベネット、エンブレルはナンバー1獲得を目指して取り組む」と強調した。07年度にブロプレスは10%程度、アクトスは40%程度の売上拡大を目指す。きめ細かく指導・育成営業本部の基本方針として第一に挙げたのが「人材の育成」。山中康彦営業本部長は「当社のMRは自らのレベルを上げようと、ものすごく努力している。強制しているわけではなく、知識を高めたい気持ちが総じて高く、倫理観、責任感も強い」と評価する。各種調査でも同社MRの評価は高い。「さ...