後発品使用促進と代替調剤は100%分業への素地
日本調剤 三津原博 社長
公開日時 2007/07/31 00:00
後発品企業やCSOを子会社に立ち上げ、調剤薬局としては独自の道を歩む日本調剤。しかし、それは「分業率100%」という会社設立時の理念に基づいた戦略と話す。日調本体との関係性や今後の展開について、三津原社長に聞いた。 ―05年に後発品の販売会社「日本ジェネリック」、昨年10月にはCSO企業「メディカルリソース」をそれぞれ設立しました。幅広い事業を展開しています三津原当社は、日本の医薬分業を推進するために設立しました。「医薬分業率を100%にしたい」という思いが会社設立の大きな動機といえます。大病院の前に調剤薬局を構えるという形態で、6月末時点で229店舗を展開しています。門前薬局となるわけですが、医師との関係は希薄で1対1のマンツーマンではないので、きわめて「面分業」に近い形です。現...