糖尿病薬トラゼンタ 腎機能低下例もOK ほぼ全ての処方医に浸透 抗凝固薬イグザレルト GP、HP、大学病院 「処方増やす」が各8割超
公開日時 2013/04/30 00:00
有害事象に対する評価の厳格化などにより、製薬企業の医薬品開発環境は以前より困難が増している。とりわけドル箱といわれた生活習慣病領域ではこの影響を受け、画期的新薬が創出しにくくなっている。そうした中で経口血糖降下薬では約10年ぶりの新規作用機序となるDPP-4阻害薬が上市された。さらに長らく新薬がなかった経口抗凝固薬でも新薬が続々登場し始めた。今回はこの中でDPP-4阻害薬トラゼンタ錠と経口抗凝固薬イグザレルト錠を取り上げ、医師調査を2月末~3月上旬に行った。~~~~~~~~~~~~~~~~トラゼンタ併用薬の少なさ不満特に大学病院で3月の適応拡大どこまで処方につながるか経口糖尿病治療薬では近年、食事摂取時に消化管から産生されるホルモン・インクレチンが高血糖値時にはインスリン分泌を増強することが...