医師の先にいる患者を常にイメージ顧客理解の深さ営業内容に直結日本のジョンソン・エンド・ジョンソン社、そして同社グループで売上規模が最も大きいメディカルカンパニーのトップに今年１月、日色保（ひいろたもつ）氏が就任した。新卒入社で営業・マーケティング畑を歩んだ46歳。J&J社およびメディカルカンパニーの最年少社長であるほか、生え抜き社員が経営トップまで登り詰めたのも史上初の快挙だ。そこで日色氏に営業哲学から部下を育てるマネジャー論、そして異動・昇進先で期待される成果をあげるヒントなどを語ってもらった。写真：佐藤修司――医療分野の営業について、その心構えやお考えをお聞かせください日色氏私たちの活動は患者さんの命を救うことやQOLの向上など、社会的な意義がとても高いものです。私たちが手掛ける...