メディパルホールディングスは1月23日、グループ従業員を対象に歯周病リスク検査を実施したと発表した。従業員への歯科領域の情報提供と、適切な歯科医院への受診勧奨を行うことで口腔内ケアリテラシー向上を図る。また、糖尿病や認知症などの全身疾患に関連する歯周病を早期発見し、重症化および全身疾患の罹患を予防することを目的に実施した。

今回の歯周病リスク検査には、グループの医療用医薬品等卸売事業会社３社の希望者447人が参加した。検査では、歯周病リスク検査キット「アドチェック」による歯周病スクリーニングおよび咀嚼チェックガムによる咀嚼力のチェックに加え、アンケート調査を行った。

同社は、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題と位置づけ健康経営を推進しており、今回の歯周病リスク検査はその一環として取り組んだ。今後は検査およびアンケート結果を踏まえ、歯周病の早期発見を通じた関連疾患の発症と進行抑制の重要性を広く社会全体へ啓発する、またこうした取り組みを通じ、健康寿命の延伸に貢献し、将来の医療費軽減に寄与したい考え。