武田薬品 100%子会社の武田技研サービスを吸収分割 機動的かつ堅固な製品供給運営モデル構築が目的
公開日時 2024/01/16 04:51
武田薬品は1月15日、100%子会社の武田技研サービス(本社・大阪市淀川区)が営む試験分析、物流管理その他GMPに基づく医薬品製造サポートのオペレーション業務などの権利義務を吸収分割によって承継すると発表した。分割予定日は24年4月1日。吸収分割完了後に武田技研は解散する予定。
武田技研サービスは、医薬品・治験薬の製造・研究等の支援業務(分析、補給、製造サポート、信頼性保証等)などを事業内容とし、1986年4月1日に設立された。今回の吸収分割について武田薬品は、「昨今の医薬品業界における品質保証体制の強化の動きに沿った戦略的な取り組みの一環」と説明。グループ子会社の所有構造の簡素化ならびに機動的かつ堅固な製品供給運営モデルの構築を目的として実施するものと説明している。
承継する事業は、武田薬品および関係会社に対する試験分析、物流管理その他のGMPに基づく医薬品製造サポートのオペレーション業務に係る事業。承継する部門の経営成績は売上高 12億4900万円。