サクラファインテック 全社員対象にインフルワクチンなどの集団接種実施 感染症対策で10年以上継続
公開日時 2023/10/18 04:50
病理検査機器・器材のトータルサプライヤーのサクラファインテックジャパンは10月17日、全社員を対象にインフルエンザワクチンなど4種類のワクチンの集団接種を行うと発表した。予防接種の種類はインフルエンザワクチンのほか、MRワクチン(風疹・麻疹混合)、帯状疱疹ワクチン、成人用肺炎球菌ワクチン(60歳以上)――。派遣社員を含む全社員のうち、接種希望者に対し、同社本社で集団接種を行う。費用負担は、帯状疱疹ワクチンは自己負担を求めるが、このほかの3種類のワクチンは会社が全額補助する。
同社では、風疹の大規模な流行が発生した2013年から全社員を対象にしたMRワクチンの接種費用の全額補助と社内における集団接種を毎年実施し、今年で11回目を迎える。20年から22年は、新型コロナの感染拡大を考慮し、対象を東京勤務の社員のみに限定して行ったが、今回4年ぶりに全社員を対象とした接種を行う。
同社は、「これからも感染症対策に真摯に取り組み、社員の健康維持に注力するとともに、社会に感染症を広げないため尽力する」としている。